【デグー飼育者必見】抑えておきたいデグーのかかる病気とその対策【たっぷり11個!】

デグー
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デグー飼育者のあなた、
デグーに長生きしてほしいですよね

長生きのためにはデグーの病気やケガを避けて、健康的な生活をすることがとっても大事です

筆者
筆者

ずっと一緒にいたいもんね

ということで、デグー愛好家の筆者が実際に飼っていた経験をもとに、
デグーがかかりやすい病気やケガについてまとめました

あくまで愛好家・飼育者の意見です
病気やけがは専門家にお話を聞くようにしましょうね

病気のすごく基本的な知識を知ることで、普段のデグーの様子を見るときのポイントにしていただければと思います

この記事を書いた人

ヌクレオチド・ノナ

  • Instagram 約5kフォロワー、Twitter 約1.3kフォロワーのデグーとチンチラ情報発信人
  • Youtubeもやってます
  • デグーとチンチラのイラストを毎日描いてる変人
  • 動物大好き!
  • デグー歴:5年・チンチラ歴:3年
  • 愛にあふれた記事・漫画を書きます

不正咬合

KING OF デグーの病気と思っています
歯が伸びすぎてしまう病気です

デグーの歯

デグーは歯が20本あります
切歯と言われるオレンジの前歯と臼歯と言われる奥歯です

切歯はものを咥えたり、切断するために使われます
臼歯は食べ物を擦りきるために使います

このそれぞれの歯は常に伸び続けていて、常生歯と言われます

筆者
筆者

人間の爪や髪の毛みたいに伸び続けるんだね?

でもそれが何がよくないの?

実は歯の長さを保つためには
齧ること・繊維質の食べ物を食べることが大事になります

臼歯は特に繊維質の食べ物で削ることが大事です
つまり、チモシーが不足すると歯が伸びすぎて不正咬合になってしまうのです!

サスケ
サスケ

そんな僕もなりました

不正咬合の症状

不正咬合になると、歯が伸びすぎて食べにくくなります
さらに歯の形によっては、歯茎や唇に歯が刺さってしまいます

その状態になると、
食欲が減る、水を大量に飲む、鼻呼吸が増えておなかにガスがたまる(胃拡張を併発)
などが起きます

その結果、

  • よだれ
  • くしゃみ
  • 糞が小さくなる
  • 食欲がなくなる

といった症状に現れます

筆者
筆者

きつそうな症状です

早期発見が大事だよ

病院での治療は主に、歯をカットする手術になります

残念ながら一度不正咬合になると、繰り返す子が多いです
定期的な歯のカットが必要になります

金銭的にも負担が大きいので、かからないように気を付けないといけません

不正咬合の対策

対策はチモシーを食べさせることです

気に入るチモシーを食べさせるようにしましょう

チモシーは食べ放題状態にすることが大事と言われます
普段のチモシーの量をしっかり確認しましょう

また、おやつ、ペレットを与えすぎると、チモシーを食べなくなる可能性があります
食生活に十分に注意しましょう

切歯は臼歯に比べると不正咬合になりにくいです
しかし、ケージを噛むことや固いものを噛むことで噛み合わせが悪くなり、不正咬合になる可能性があります

ケージ噛みをしちゃうデグーさんにはしっかり対策をしましょう

遺伝で不正咬合になってしまう子もいるようです

早期発見が大事です

早めに病院で歯をカットしてもらい、胃拡張などほかの病気にかからないように注意です

サスケ先生はチモシー不足で臼歯の不正咬合になりました。。。
サスケの闘病の様子やかかった金額、症状の詳細はこちらの記事をご覧ください

漫画でもまとめています

テイルスリップ

これもよくある怪我です

尻尾が抜けてしまう怪我になります

デグーの尻尾

デグーの尻尾は切れやすくなっています

天敵である猛禽類などに捕まれた際に、尻尾を失ってでも生き残るためです

同じく尻尾を自切するトカゲをイメージするとわかりやすいかな?
でも、残念ながらトカゲと違って二度と尻尾は生えてきません

テイルスリップの症状

テイルスリップが起きると尻尾が切れたり、尻尾の皮がむけたりします
重症度が状態に依って違います

  • 単に毛が抜ける程度
  • 出血を伴う切断
  • 白い骨が見えているような重症

などなど、ただただ尻尾が切れるというにも症状の違いがあるのです

基本的にはすぐに病院に連れていく必要があります

出血した場合は、傷口から細菌が入ってしまって病気になる可能性があるからです
出血多量死もあり得えます

サスケ
サスケ

ボクもなったよ

でもへっちゃらだったよ

サスケは痛がる様子もなく傷を気にする様子もありませんでした

軽症の場合は病院行かなくても大丈夫です
サスケは行ってないです

ただし、治療やほんとに病院いかなくても大丈夫かは難しい判断です
こちらの記事で詳しくは確認してみてください

対策

尻尾の切れたときのデグーと尻尾

尻尾を触ってはいけません!

もう一度言います、
尻尾を触ってはいけません!

サスケは尻尾を触ってないにもかかわらず尾が切れました

これは回し車による怪我と思われます

回し車は必需品ですが、実は注意が必要なものです
こちらの記事を見て正しい回し車を選んでください

感電

お医者さんが言うには、感電よくあるそうです

サスケ先生もへやんぽの時にコードをかじってしまったことあります
特にケガはしませんでした
不幸中の幸いです

デグーはげっ歯類です

げっ歯類はその大きな切歯(前歯)が特徴の一つです
自慢の歯を活かして、物をかじるのは当然の行動なのです

そしてなぜかコード大好きです

症状

感電すると恐ろしいことが起きます

まず噛んだ瞬間は電気が体に流れてしまい硬直します

電気が小さければ大丈夫です
電気が大きいほど動けなくなります

そして、電気によって体のあらゆる部分にダメージが来ます
よくあるダメージが火傷です

口内の火傷がよくあると言われます

ほかにも、内臓を痛めてしまうこともあります
結果、胃拡張を併発することもあります

対策

へやんぽでコードを噛ませないようにすることです

もう一度言います
コードを噛まないことが大事です!!

へやんぽ中、飼い主さんはしっかりデグーに目を光らせておく必要があります
なんでもかじっちゃうからです

そして、かじったらダメなもの第一位が、電源コードです

感電を避けるためには

  • ペットガードを使う
  • コードにスパイラルを付ける
  • コードのない場所で遊ばせる

ことが必要になります

感電対策のための、我が家の「ペットガードとの戦い」は漫画でも確認してみてください

耳の怪我

デグーのケガでよくあるのが、耳のケガです
尻尾と同じくらい起きます

耳のケガは病気でも起きる可能性があります

症状

デグーの耳が欠けたり、ボロボロになります

耳が一部欠ける場合、耳がぶっつり切れている場合は外傷です

回し車、他のデグーの攻撃で切れてしまうことがあります

 

耳がボロボロになるパターンは、菌などの病気や糖尿病の可能性があります

これは他のところで詳しく解説します

 

耳のケガは音を聞き取る能力にも影響します
音が聞きにくくなる可能性があります

また、デグーは耳を体温調節でも使います
体温調節にも影響が出てしまうのです

対策

ケガしにくい状態にすることが大事です

例えば多頭飼育だと、仲の悪い子と暮らさないようにすることです

ケガなので完全に防ぐことは難しいです

外傷の場合はチャームポイントと思って割り切るもの大事かなと思います

サスケの耳のケガについてはこちらを確認してみてください

脱毛症

その名の通り、毛が抜けてしまう異変です

症状

体の毛が抜けます

ただし、換毛期で抜けている場合は違います

デグーの毛 換毛期 はげ

デグーは年に2回換毛期があります
夏毛と冬毛に生まれ変わります

この時期は非常に多くの毛が抜けます
換毛線と言われる模様ができることがあります

ナデナデしたら通常よりたくさんの毛がつきます
初めてのときは、びっくりするかもしれません

換毛期の場合は左右対称に抜けるのが特徴です

「またこの季節かー」という感じです
心配する必要はないです

 

しかし、左右対称のハゲができることがあります

これは病気ストレスのサインです

デグーはストレスを感じると自分で毛を抜いてしまうことがあります

自咬症といわれます

サスケ
サスケ

辛いことがあるとついついやっちゃうの

家族がいなくなる、環境が変わる、嫌な家族が増える
など大きな環境の変化で発症する子が多いです

サスケもチンチラのこたろう先生がきたとき自咬症になり片手の毛をむしりました

社会性の高いデグーならではの症状です
人と同じで、ストレスはほんとに良くないのです

 

他には菌の場合でもなることがあります

これは次の「真菌症」でお話しますね

対策

ストレスの対策は、以下などがあります

  • 適度な運動
  • ストレスの原因の排除
  • 砂浴び

野生ではかなりの距離を運動してました
そのため、回し車を与えてたくさん遊んでもらう必要があります

ケージには回し車を常備して、十分に運動をしてもらいましょう

 

そして、へやんぽも大事です

へやんぽ、運動だけでなく、大好きなあなたとのふれあいの時間

デグーはあなたの想像する何十倍もスキンシップを好みます

たくさん遊んでスキンシップしてあげてね

筆者
筆者

人間もストレス対策で運動っていうよね

人もデグーも同じなんだね

砂浴びもすごく大事です

砂浴びはデグーにとってお風呂の役割です
特に毛をむしってしまう子は皮膚や毛に違和感を感じてます
砂浴びは最高の時間になります

砂浴びの細かい疑問はこちらの記事を参考にしてみてね!

ストレスの原因を取り除く事が大事です

騒音が原因なら静かなところにつれていきましょう

さみしいのが原因ならたくさんへやんぽさせましょう

家族が増えたことが原因なら、ケージを分けたり
会わないように気を使おう

家族が減ったならことが原因なら、、、たくさんかまってあげて寂しさを紛らわしてあげましょう

 

そして、デグーの毛のためには湿度も大事です

高い湿度は良くないので、50%を目安に室内の環境を整えてあげましょうね!

デグーの適温適湿

真菌症

カビによる皮膚の病気です

見た目に多くの変化が出ます

症状

カビが原因の皮膚病です

顔周辺に異変が出ることが多いです

ハゲができることが多く、フケを伴うこともあります
他にも、耳がボロボロになったりします

 

なんと人にも伝染るそうです
多頭飼育では、デグー内での感染も怖いです

筆者
筆者

意外と身近に病気ってあるよね。。。

こわいこわい

対策

清潔な環境と、感染源を絶つことが大事です

デグーはすごくおしっこします
おしっこでコミュニケーションを取る生き物だからです

つまり、ケージ内はおしっこで汚れます

ケージの掃除を怠るとすぐにおしっこまみれになります
大好きな布、クッションもすぐに不潔になります

なので、きちんと掃除してきれいに保つことが大事なのです

そして、多頭飼育の場合は、病気の子が出たら別のケージで過ごすことも大事です

胃拡張

死に至る可能性のある、非常に恐ろしい病気です

歯の病気、外傷、ストレスなど様々な病気から併発します

症状

胃にガスが溜まる病気です

  • 食欲が減る
  • 糞が小さくなる
  • お腹が張ってる
  • ぐったりする

などの様々な症状が出ます

デグーは鼻呼吸です
口呼吸が苦手なそうです(お医者様談)

口呼吸をしすぎた場合ガスが溜まります

口呼吸をする原因は

  • オドントーマや不正咬合などの歯の異常
  • 感電などで口内を怪我した場合
  • 高いところから落ちるなど激しいケガ
  • 呼吸器に異常が出た場合
  • ストレスでイライラする場合

などなどあるそうです

つまり、他の病気からこの病気を併発するということです

筆者
筆者

この病気の怖いところはここからなんだ

胃拡張はご飯が食べれなくなります
そして、死んでしまう可能性があります

この病気は想像以上に恐ろしいです
1日でも対策が遅れると死んでしまうほどの病気なのです

サスケは不正咬合でこの病気を発症しました
また、高いところから飛び降りたあとにもなりました

お薬と栄養注射で治りました
しかし、先生には死ぬかもしれないと言われたほどだったのです

ぐったりと私の服の中に潜って、はあはあ言いながら寝てた姿は今でも忘れられません

本当に注意が必要です

対策

ここまでに説明した、

  • 歯の病気の対策
  • 感電の対策
  • ストレスの対策

を怠らないようにしてください

 

また、落下などの外傷でも発症するので、注意してください

よくある誤解で「デグーのケージは高さが必要」というものがあります
これは大きな間違いです

デグーは運動能力は高いですが、高いところが得意なわけではないです
落下すれば怪我します

仮に落ちても一番上から一番下まで落ちないようなレイアウトにする必要があります
ケージレイアウトには十分に注意してみてください

オドントーマ

歯の病気の一種で、非常に難しい恐ろしい病気です

本当に気をつけてください

症状

歯の口じゃない側、歯根側が伸びることで、炎症を起こす病気です

上の歯なら、鼻のほうが腫れます
つまり、鼻がふさがり鼻呼吸ができなくなります

オドントーマの症状は鼻が詰まったことによる

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 口呼吸

です

デグーは鼻呼吸をする生き物です
先ほど述べた通り、口呼吸をすると胃拡張を併発します

つまり、死に至る可能性が大きいのです

 

逆に下の歯は顎の方に伸びます
触ってみると、歯の感触があるそうです

 

そしてオドントーマの治療は、不正咬合と違って口を開けて歯を削るということができません

鼻の方を切開する外科手術が必要になります

つまり、、、麻酔を伴う手術です

残念ながら小型の生き物の麻酔は死のリスクを伴うそうです
この病気は治療も難しく、死に至る可能性もあるとても恐ろしい病気なのです

対策

不正咬合と全く同じです

チモシーをたくさんあげてください

ケージ噛んだり硬いものを噛むことでも病気を引き起こす可能性もあります

注意ください

足底潰瘍

フォロワーさんに教えてもらった足のケガです

症状

足の裏の肉球部分がケガすることです
出血をすることもあります

出血を伴った際にはかさぶたになります
そしてデグーはかさぶたをよく剥がします

残念ながらデグーちゃんはエリザベスカラーはしません
そのため、かさぶたを噛まないようにする方法はあまりないそうです

保湿クリームなどで治療することで治るそうです

対策

足のケガなので、怪我しないように対策すればOKです

鋭いものを置かないように気をつけ、ケージレイアウトにも注意してください

繊維肉腫

非常に恐ろしい病気
いわゆるガンのようなものです

症状

悪性の腫瘍です
できる場所によって運動の阻害担ったり、内臓機能の障害を伴います

ガンのようなものであり、非常に悪質です
お薬で対策することは難しいので、手術で取り除く必要があります

取り除いても転移する可能性もあります
手術もかなりのリスクを伴います

そのため、死に至る可能性のある恐ろしい病気と思ってください

対策

ガンのようなものです

あまり対策はできません

年齢とともに発症しやすいので、健康的な食事や生活を心がけてください

また、早期発見すれば治る可能性があります、日々のチェックを怠らないようにしましょう

糖尿病

最後に、糖尿病です

デグーは糖尿病になりやすい」とよく言われます

残酷な話ですが、糖尿病の実験で使われていたことがあるそうで、糖尿病になりやすいという噂が広く広まっています

しかし、近年の研究では「そんなになりやすくないよ」とも言われています

でも事実デグーは糖尿病になります
対策をすることは非常に大切だと思います

症状

ほとんどわかりません

病院の先生は一度も糖尿病のデグーを見たことがないと言っていました

なっているけど、わからないだけなのかもしれません

例えば以下の様な症状が出るそうです

  • 水を飲む量が増える
  • 尿が甘い匂いになる
  • 耳がボロボロに壊死してくる
  • 白内障になる

これらの症状が出たら糖尿病を疑い、生活習慣を改めましょう

対策

糖をあげすぎないことです

一番いいのはあげないことです
無糖のおやつでも例えば、たんぽぽなどがあります

しかし、楽しく暮らしていくためには、「多少のおやつはあり」だと思っています

人間だって体に悪いけど糖食べるし、お酒とかタバコとかするしね
大事なのは過剰に与えないことだと思います

ということで、おすすめなベストオブおやつ(トリーツ)えん麦についても紹介してます!
量をコントロールしやすくて、あげすぎなくて済むからです

最低限のおやつで過ごしていくようにしてくださいね!

 

筆者
筆者

先天的になる子もいるんだって
そんな子には糖質はだめだよ

まとめ

デグーのかかりやすいケガ・病気を11個紹介しました

あくまで愛好家・飼育者としての解説です
ちゃんとしたことはお医者さんに聞こうね

それでもかかったことのある病気もたくさんあったので、参考になったと思います

 

デグーとのハッピーな生活を送るためには、病気怪我だけでなくて、懐いてもらうことが大事です

デグーの愛情表現を確認してみてね

当ブログではデグーやチンチラとの日々を漫画にまとめています

デグーの飼育エッセイ漫画・サスケ物語・サムネイルイラスト

デグーの飼育エッセイ漫画!

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