デグー飼育者のあなた、
デグーに長生きしてほしいですよね
長生きのためにはデグーの病気やケガを避けて、健康的な生活をすることが大事です
ずっと一緒にいたいもんね
ということで、デグー愛好家の筆者が実際に飼っていた経験をもとに、
デグーがかかりやすい病気やケガについてまとめました
あくまで愛好家・飼育者の意見です
病気やけがは専門家にお話を聞くようにしましょうね
病気の基本的な知識を知ることで、デグーの病気の予兆に気づきやすくなります
この記事を書いた人
ヌクレオチド・ノナ
KING OF デグーの病気と思っています
歯が伸びすぎてしまう病気です
デグーは歯が20本あります
切歯と言われるオレンジの前歯と臼歯と言われる奥歯です
切歯はものを咥えたり、切断するために使われます
臼歯は食べ物を擦りきるために使います
これらの歯は常に伸び続けていて、常生歯と言われます
人間の爪や髪の毛みたいに伸び続けるんだね?
でもそれが何がよくないの?
デグーの歯の長さを保つためには、
齧ること・繊維質の食べ物を食べることが重要です
特に臼歯は繊維質の食べ物で削ることが必要です
チモシーが不足すると歯が過剰に伸びて不正咬合を引き起こす可能性があります!
そんな僕もなりました
不正咬合になると、歯が伸びすぎて食べにくくなります
伸びた歯の形によっては、歯茎や唇に歯が刺さってしまいます
その状態になると、
食欲が減る、水を大量に飲む、鼻呼吸が増えておなかにガスがたまる(胃拡張を併発)
などが起きます
その結果、
といった症状に現れます
きつそうな症状です
早期発見が大事だよ
病院での治療は主に、歯をカットする手術になります
残念ながら一度不正咬合になると、繰り返す子が多いです
定期的な歯のカットが必要になります
金銭的にも負担が大きいので、かからないように気を付けないといけません
対策はチモシーを食べさせることです
気に入るチモシーを食べさせるようにしましょう
チモシーは食べ放題状態にすることが大事と言われます
全く手を付けてなければわかりやすいです
しかし、いたずらでかじって食べないこともあるので、量を見極めるの難しいです
ちゃんと食べているか?はしっかり見てみましょう
また、おやつ、ペレットを与えすぎると、チモシーを食べなくなる可能性があります
嗜好性の高い食べ物の与えすぎはほんとに気を付けましょう
切歯は臼歯に比べると不正咬合になりにくいです
しかし、ケージを噛などの固いものを噛むことで、噛み合わせが悪くなり、発症する可能性があります
ケージ噛みをしちゃうデグーにはしっかり対策をしましょう
遺伝で不正咬合になってしまう子もいます
早期発見が大事です
早めに病院で歯をカットしてもらい、胃拡張などほかの病気にかからないように注意です
サスケ先生はチモシー不足で臼歯の不正咬合になりました。。。
サスケの闘病の様子やかかった金額、症状の詳細はこちらの記事をご覧ください
漫画でもまとめています
これもよくある怪我です
尻尾が抜けてしまう怪我になります
デグーの尻尾は切れやすくなっています
天敵である猛禽類などに捕まれた際に、尻尾を失ってでも生き残るためです
同じく尻尾を自切するトカゲをイメージするとわかりでしょうか?
しかし、残念ながらトカゲと違って二度と尻尾は生えてきません
テイルスリップが起きると尻尾が切れたり、尻尾の皮がむけたりします
重症度は状態によって異なります
などなど、尻尾が切れるというにも症状の違いがあります
基本的にはすぐに病院に連れていく必要があります
出血した場合は、傷口から細菌が入り、病気になる可能性があるためです
出血が多量で死に至ることもあります
ボクもなったよ
でもへっちゃらだったよ
サスケは痛がる様子もなく傷を気にする様子もありませんでした
軽症の場合は病院行かなくても大丈夫です
サスケは行ってないです
ただし、治療やほんとに病院いかなくても大丈夫かは難しい判断です
こちらの記事で詳しくは確認してみてください
尻尾を触ってはいけません!
もう一度言います、
尻尾を触ってはいけません!
サスケは尻尾を触ってないにもかかわらず尾が切れました
これは回し車による怪我と思われます
回し車は必需品ですが、実は注意が必要なものです
こちらの記事を見て正しい回し車を選んでください
お医者さんが言うには、感電よくあるそうです
サスケ先生もへやんぽの時にコードをかじってしまったことあります
特にケガはしませんでした
不幸中の幸いです
デグーはげっ歯類です
げっ歯類はその大きな切歯(前歯)が特徴の一つです
自慢の歯を活かして、物をかじるのは当然の行動なのです
そしてなぜかコード大好きです
感電すると恐ろしいことが起きます
まず、噛んだ瞬間、電気が体に流れてしまい硬直します
電気が小さければ比較的大丈夫ですが、電気が強いと動けなくなります
そして、電気は体のあらゆる部分にダメージを与えます
よくあるダメージが火傷です
口内の火傷が多いと言われます
ほかにも、内臓を痛めてしまうこともあります
結果、胃拡張を併発することもあります
へやんぽ中、コードを噛ませないようにすることが大事です
もう一度言います
コードを噛まないことが大事です!!
飼い主さんはへやんぽ中、しっかりデグーに目を光らせておく必要があります
デグーはなんでもかじっちゃうためです
そして、かじったらダメなもの第一位が、電源コードです
感電を避けるためには
ことが必要になります
感電対策のための、我が家の「ペットガードとの戦い」は漫画でも確認してみてください
デグーのケガでよくあるのが、耳のケガです
尻尾と同じくらい起きます
耳のケガは病気が原因となることもあります
デグーの耳が欠けたり、ボロボロになります
耳が一部欠ける場合、耳がぶっつり切れている場合は外傷です
回し車、他のデグーの攻撃で起こることがあります
耳がボロボロになるパターンは、菌などの病気や糖尿病の可能性があります
これはそれぞれの病気の説明で詳しく記載します
この部分では外傷に注目します
耳のケガは音を聞き取る能力にも影響します
音が聞きにくくなる可能性があります
また、デグーは耳を体温調節でも使いますので、体温調節にも影響が出てしまう可能性があります
ケガは完全に防ぐことは難しいですが、予防をすることは大事です
例えば多頭飼育だと、仲の悪い子と暮らさないようにすることで、怪我のリスクを下げることができます
そのほかにも以下のような点を注目してみるとよいでしょう。
怪我しやすい構造のケージになってないか?
危険なおもちゃはないか?
回し車は安全か?
最後に、外傷の場合はチャームポイントと思って割り切るもの大事です
サスケの耳のケガについてはこちらを確認してみてください
その名の通り、毛が抜けてしまう異変です
体の毛が自咬症や病気で抜けてしまうことです
ただし、換毛期で抜けている場合を除きます
デグーは年に2回換毛期があります
夏毛と冬毛に生まれ変わります
この時期は非常に多くの毛が抜けます
ナデナデしたら通常よりたくさんの毛がつきます
初めてのときは、びっくりするかもしれません
換毛線と言われる模様ができることもあります
換毛期の場合は左右対称に抜けるのが特徴です
換毛期は全く問題がありません
「またこの季節かー」と思いいつもより砂浴びさせる、なでなでをするだけで大丈夫です
しかし、左右非対称のハゲができることがあります
これは病気かストレスのサインです
デグーはストレスを感じると自分で毛を抜いてしまうことがあります
自咬症といわれます
辛いことがあるとついついやっちゃうの
家族がいなくなる、環境が変わる、嫌な家族が増える
など大きな環境の変化で発症する子が多いです
サスケもチンチラのこたろう先生がきたとき自咬症になり片手の毛を自らむしりました
社会性の高いデグーならではの症状です
人と同じで、ストレスは体に良くないのです
他には菌の場合でもなることがあります
これは次の「真菌症」でお話します
ストレスの対策は、以下などがあります
野生ではかなりの距離を運動してました
そのため、回し車を与えてたくさん遊んでもらう必要があります
ケージには回し車を常備して、十分に運動をしてもらいましょう
そして、へやんぽも大事です
へやんぽ、運動だけでなく、大好きなあなたとのふれあいの時間
デグーはあなたの想像する何十倍もスキンシップを好みます
たくさん遊んでスキンシップしてあげてね
人間もストレス対策で運動っていうよね
人もデグーも同じなんだね
砂浴びもすごく大事です
砂浴びはデグーにとってお風呂の役割です
特に毛をむしってしまう子は皮膚や毛に違和感を感じてます
砂浴びは最高の時間になります
砂浴びの細かい疑問はこちらの記事を参考にしてみてね!
ストレスの原因を取り除く事が大事です
騒音が原因なら静かなところにつれていきましょう
さみしいのが原因ならたくさんへやんぽさせましょう
家族が増えたことが原因なら、ケージを分けたり
会わないように気を使おう
家族が減ったならことが原因なら、、、たくさんかまってあげて寂しさを紛らわしてあげましょう
そして、デグーの毛のためには湿度も大事です
高い湿度は良くないので、50%を目安に室内の環境を整えてあげましょうね!
カビによる皮膚の病気です
見た目に多くの変化が出ます
カビが原因の皮膚病です
顔周辺に異変が出ることが多いです
ひどい子だと、肌がはっきりと見えるほどに毛が抜けます
ハゲができることが多く、フケを伴うこともあります
他にも、耳がボロボロになったりします
命に係わる病気にはなりにくいです
しかし、見た目の残酷さから早めに治療してあげたくなると思います
デグーも体をかゆがり、以下のような変化が現れます
必要以上に体を掻きむしる
なでなでを強く要望される
変な動きをする
なんと人にも伝染るそうです
多頭飼育では、デグー内での感染も怖いです
意外と身近に病気ってあるよね。。。
こわいこわい
清潔な環境と、感染源を絶つことが大事です
デグーはすごくおしっこします
おしっこでコミュニケーションを取る生き物だからです
つまり、ケージ内はおしっこで汚れます
ケージの掃除を怠るとすぐにおしっこまみれになります
大好きな布、クッションもすぐに不潔になります
きちんと掃除してきれいに保つことが大事なのです
そして、多頭飼育の場合は、病気の子が出たら別のケージで過ごすことも大事です
死に至る可能性のある、非常に恐ろしい病気です
歯の病気、外傷、ストレスなど様々な病気から併発します
胃にガスが溜まる病気です
などの様々な症状が出ます
デグーは鼻呼吸で、口呼吸は苦手なそうです(お医者様談)
口呼吸をしすぎた場合にうまく空気を処理できず、おなかにガスが溜まります
口呼吸をする原因は
などなどあるそうです
つまり、他の病気からこの病気を併発するということです
この病気の怖いところはここからなんだ
胃拡張はガスのせいで胃が圧迫され、ご飯が食べれなくなります
そして、死んでしまう可能性があります
この病気は想像以上に恐ろしいです
1日でも対策が遅れると死んでしまうほどの病気なのです
サスケは不正咬合でこの病気を発症しました
また、高いところから飛び降りたあとにもなりました
お薬と栄養注射で治りました
しかし、先生には死ぬかもしれないと言われたほどだったのです
ぐったりと私の服の中に潜って、はあはあ言いながら寝てた姿は今でも忘れられません
本当に注意が必要です
ここまでに説明した、
を怠らないようにしてください
また、落下などの外傷でも発症するので、注意してください
「デグーのケージは高さが必要」と考えている人もいるかしれません
これは大きな間違いです
デグーは運動能力は高いですが、高いところが得意なわけではないです
落下すれば怪我します
仮に落ちても一番上から一番下まで落ちないようなレイアウトにする必要があります
ケージレイアウトには十分に注意してみてください
歯の病気の一種で、非常に難しい恐ろしい病気です
本当に気をつけてください
歯の口じゃない側、歯根側が伸びることで、炎症を起こす病気です
上の歯なら、鼻のほうが腫れます
つまり、鼻がふさがり鼻呼吸ができなくなります
オドントーマの症状は鼻が詰まったことによる
です
デグーは鼻呼吸をする生き物です
先ほど述べた通り、口呼吸をすると胃拡張を併発します
つまり、死に至る可能性が大きいのです
逆に下の歯は顎の方に伸びます
触ってみると、歯の感触があるそうです
そしてオドントーマの治療は、不正咬合と違って口を開けて歯を削るということができません
鼻の方を切開する外科手術が必要になります
麻酔を伴う手術です
残念ながら小型の生き物の麻酔は死のリスクを伴うそうです
この病気は治療も難しく、死に至る可能性もあるとても恐ろしい病気なのです
不正咬合と全く同じです
チモシーをたくさんあげてください
ケージ噛んだり硬いものを噛むことでも病気を引き起こす可能性もあります
注意ください
フォロワーさんに教えてもらった足のケガです
足の裏の肉球部分がケガすることです
出血をすることもあります
出血を伴った際にはかさぶたになります
そしてデグーはかさぶたをよく剥がします
デグーはエリザベスカラを付けることをしません
そのため、かさぶたを噛まないようにする方法があまりないのです
保湿クリームなどで治療することで治るそうです
足のケガなので、怪我しないように対策すればOKです
鋭いものを置かないように気をつけ、ケージレイアウトにも注意してください
非常に恐ろしい病気
いわゆるガンのようなものです
悪性の腫瘍です
できる場所によって運動の阻害となったり、内臓機能の障害を伴います
ガンのようなものであり、治療は困難です
お薬で対策することは難しいので、手術で取り除く必要があります
取り除いても転移する可能性もあります
手術もかなりのリスクを伴います
そのため、死に至る可能性のある恐ろしい病気と思ってください
ガンのようなものです
あまり対策はできません
年齢とともに発症しやすいので、健康的な食事や生活を心がけてください
また、早期発見すれば治る可能性があります、日々のチェックを怠らないようにしましょう
最後に、糖尿病です
「デグーは糖尿病になりやすい」とよく言われます
残酷な話ですが、糖尿病の実験で使われていたことがあるそうで、糖尿病になりやすいという噂が広く広まっています
しかし、近年の研究では「そんなになりやすくないよ」とも言われています
でも事実デグーは糖尿病になります
対策をすることは非常に大切だと思います
ほとんどわかりません
病院の先生は一度も糖尿病のデグーを見たことがないと言っていました
なっているけど、わからないだけなのかもしれません
例えば以下の様な症状が出るそうです
これらの症状が出たら糖尿病を疑い、生活習慣を改めましょう
糖をあげすぎないことです
一番いいのはあげないことです
無糖のおやつでも例えば、たんぽぽなどがあります
しかし、楽しく暮らしていくためには、「多少のおやつはあり」だと思っています
人間だって体に悪いけど糖食べるし、お酒とかタバコとかするしね
大事なのは過剰に与えないことだと思います
ということで、おすすめなベストオブおやつ(トリーツ)えん麦についても紹介してます!
量をコントロールしやすくて、あげすぎなくて済むからです
最低限のおやつで過ごしていくようにしてくださいね!
先天的になる子もいるんだって
そんな子には糖質はだめだよ
デグーのかかりやすいケガ・病気を11個紹介しました
あくまで愛好家・飼育者としての解説です
ちゃんとしたことはお医者さんに聞こうね
サスケ先生はかかったことのある病気もたくさんあるので、参考にしていただければと思います!
デグーとのハッピーな生活を送るためには、病気怪我だけでなくて、懐いてもらうことが大事です
デグーの愛情表現を確認してみてね
当ブログではデグーやチンチラとの日々を漫画にまとめています
デグー飼育者におすすめの記事はこちら!
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