チンチラを知らない人から、
「うさぎとネズミを足して2で割ったような動物?」
と言われることもあります。
チンチラとうさぎは、長い耳や丸い体、牧草を食べる姿が似ているため、よく比較されます。
しかし、実際には分類、暮らしていた環境、食事、毛のお手入れ、寿命などが大きく異なる動物です。
この記事では、チンチラを5年以上飼育している筆者が、チンチラとうさぎの違いを細かく15項目まとめました!
かわいいイラストと一緒に、両者の違いを見ていきましょう。
ウサギ好きな人もこれを機会に、チンチラの魅力に気づいてください笑

学校で飼われてた生き物は強いよね

ボクの魅力を知ってほしいです
この記事を書いた人

ヌクレオチド・ノナ
- Instagram 約 8kフォロワー、X(旧Twitter)約 1.9kフォロワーのデグーとチンチラ情報発信人
- YouTubeもやってます。約400チャンネル登録者数
- デグーとチンチラのイラストをほぼ毎日描いて 3年以上SNSに投稿しています!
- デグーのサスケ先生を 5年間飼育
- チンチラのこたろう先生も 5年以上飼育
- 愛にあふれた記事・漫画を書きます

チンチラとうさぎの違い一覧
| 比較項目 | チンチラ | うさぎ |
|---|---|---|
| 分類 | げっ歯目・チンチラ科 | 兎形目・ウサギ科 |
| 原産地 | 南米アンデス山脈 | 品種の祖先は主にアナウサギ |
| 体重の目安 | 約400~800g | 品種によって約1kg未満~数kg |
| 活動時間 | 夕方・夜間・明け方に活発 | 早朝・夕方に活発 |
| 主食 | 牧草とチンチラ用ペレット | 牧草を中心に葉野菜と少量のペレット |
| 毛のお手入れ | 専用砂による砂浴びが必要 | 自分で毛づくろいする |
| 水浴び | 基本的に行わない | 通常は洗う必要がない |
| トイレ | 尿の場所は決まることがあるが、便は散らばりやすい | トイレを覚えやすい子が多い |
| 寿命の目安 | 10~20年ほど | 8~12年ほど |
| 前歯の色 | 黄色~オレンジ色 | 白~乳白色 |
| 暑さ | 非常に弱い | 暑さに弱い |
| 飼育スペース | 高さを活用する多段ケージ | 床面積の広い生活スペース |
| 抱っこ | 苦手な子が多い | 個体差はあるが苦手な子も多い |
| 運動 | 高い場所へのジャンプが得意 | 床を走り、前方へ跳ねる |
| 鳴き声 | 小さな声を複数使う | 基本的に静かだが声を出すこともある |

ジャンプと動き方が違う

ウサギは3m以上、チンチラは1m以上
跳べると言われています
チンチラは、岩場を移動するように上下へ素早く跳びます。
ケージも立体的で、ジャンプして立体的に移動します
そのためジャンプは縦ってイメージです
ケージでは高さだけでなく、落下しにくい足場の配置が大切です。
一方のうさぎですが、縦も横も跳ねますが、
どっちかというと横方向に跳ねている気がします
うさぎは広い床面を走り、前へ大きく跳ねる動きが得意です。
立体的なケージだけでなく、滑りにくい床で走れるスペースを確保します。
テンションが上がるとぴょんと跳ねるのはどっちも同じです
でも、ウサギは体をひねったり前に思いっきり進んだり、
跳ね方が違うなーって思います


2.活発になる時間が違う

チンチラは夕方から夜にかけて活発になりやすく、日中は休んでいる時間が長めです。
「完全な夜行性」というよりは夕方から夜に動きやすい動物です。
うさぎは明け方と夕方に活発になりやすい傾向があります。
どちらも照明、家族の生活音、食事時間などでリズムが変わります。
寝ている時間に無理に起こさず、毎日の動き方を観察してみてください。

3. 食事はどちらも牧草が主役


チンチラもうさぎも、良質な牧草をいつでも食べられるようにするのが基本です。
ただし、ペレットや副食はそれぞれ専用品を使います。
チンチラは牧草と適量のチンチラ用ペレットが中心です。
野菜や果物を副食(おやつ)としてあげれますが、、、
生はNGです
新しい食べ物は急に増やさず、少量ずつ試します。
うさぎも牧草が主食です。
が生野菜も食べることができます。
ウサギといえば、ニンジン!
小学校で、餌をあげた人もいるのではないでしょうか?
その時、生だったはずです
ただし、ニンジンや果物など糖分の多いものは少量のおやつにします。
「うさぎの主食はニンジン」ではありません。
チンチラはアンデス山脈の過酷な環境で少しの食べ物で過ごしていた粗食動物です
そのため、水分のある食べ物は体が慣れていません
下痢することがあります


4. 歯の色とチェック方法が違う

チンチラの健康な切歯は、黄色からオレンジ色に見えます。
これは牧草などの色素が歯に付着するからって言われています
なので黄色いほうが健康です。
うさぎの切歯は白っぽく見えるのが一般的です。
なので、歯の色の変化も注意深く見るとチンチラ飼育では良いです。
食べる量が減る、よだれが出る、口元が濡れる、体重が落ちる、便が小さくなるといった変化があれば受診してください。


5. 毛づくろいと耳のお手入れが違う
ウサギもチンチラも毛のある生き物はみんな毛づくろいが大好き
くしくししている姿を見ているととても癒されます

チンチラは顔周辺を念入りにやります
お髭を念入りにメンテナンスしているんです
そのため、最後にはお髭を先まで整えるために
みょーん
とします
一方のうさぎですが、みょーんは見たことないです
ひげの長さの関係かな?
そんなことよりもウサギは毛づくろい前に
手をパンパン、バシバシ
することがあるそうです
これは野生の名残と言われています
野生では穴を掘るうさぎさんは汚れた手から砂を落としてから毛づくろいをしていました
そのため、初めにパンパンするみたいです

耳が大きなチンチラとうさぎ
大事な耳をどのように扱っているのでしょうか…?
チンチラは手でたまに軽く耳をこすることがあります
毛づくろいではなく、砂浴びで汚れを落としています
一方のうさぎは。。。
丁寧にしっかりこすって手入れします
ネットで調べると「ティモテ」と言うそうです
聞いたことないけど昔流行した商品の名前なんだって
うさぎのほうが耳が大きいので汚れも溜まりやすく、掃除が必要なのですね
たれ耳のうさちゃんでは飼い主さんが耳掃除してあげることもあるとか

みんなが大好きなチンチラの仕草の一つ「てやんでい」
鼻をグイっとこする仕草で江戸っ子のような仕草に見えるから「てやんでい」って呼ばれています
これは鼻に付着したごみを差っとこすり取るための仕草です
かゆいときもやるみたいだね!
砂浴びの後は特に鼻に入った砂を払うためにします
一方のうさちゃんは
手で鼻がぴくぴくしながらこすることはありますが、、、
毛づくろいの一環かなと思います
逆に鼻をどっかにこすりつける仕草をすることはあります
チンチラの仕草とは大きく違いますね
「てやんでい」はしないんだろうなと思います
チンチラのこたろう先生が骨折しててやんでい出来なかったときの話も見ていってね!


6. 鼻と顔つきが違う

身体的特徴の違いです
チンチラの鼻は小さくて少し丸みがあります
鼻孔も小さくてあまり目立ちません
ひくひくさせますがうさぎほどではありません
形はI字、T字、Y字など時と場合によって見え方が違う不思議な形をしています
ウサギはY字と言われます
Yの形をしているよね
やや長くて三角っぽく大きくてよく動いています
嗅覚が非常に発達しているので常に臭いを嗅いで周囲の様子を確認しているんですね!
鼻をちょんとする仕草も縄張りの主張とも言われます
体の一部の違いからもチンチラとうさぎの違いがよくわかるね!

7.足裏のつくりが違う

チンチラは足の裏は肉球がむき出しになっています
とても複雑な構造をしてます
触るとぷにぷに分厚くて気持ちいいです
野生では岩場で過ごしているので、しっかりと跳んだり止まったりしやすい構造になっているのでしょうね!
うさぎは毛でおおわれてます
暑い毛がクッションの役割を果たしています
土や草の上を移動するためです
うさちゃんは柔らかい地面のほうが好みです
チンチラはうさぎほどではないですが、敷材はした方がいいかなと思ってます

8.砂浴びと掘る行動が違う

チンチラが大好きな行為と言えば…
「砂浴び!!!」
ぐるんぐるん回りながら楽しそうに気持ちよさそうにしている姿は癒されますよね!
砂浴びはチンチラのために必須
水での入浴ができないのでお風呂の役割です
毛や清潔のため、健康維持のために大事なのです
一方のうさちゃん砂浴びは必須ではないです※個体差はある
砂はどっちかと言うと掘るためのものです
うさぎは野生では穴掘りする生き物です
そのため、砂は掘るためのものです
たまに遊んだり縄張りを主張するために浴びることもあるようです
うさぎの好きな砂はどっちかと言うと土かな
チンチラの砂はすごい微粒子なんですけどね!


9. 温度管理の考え方が違う

チンチラはアンデス山脈の高い地域出身
寒い過酷な環境で生きてきたので毛の密度がすごくてふわふわです
そのせいで、保温能力が強くて、暑いのが苦手です
一方のうさちゃんは種類も多くて一概には言えないのですが、チンチラよりは寒いの苦手です
と言うより暑いのに得意です
また湿度に対してもチンチラのほうが耐性がないです
40%前後が最適な湿度で高いのは苦手、低すぎるのも苦手です
こんなところも飼いやすさの差になっているのかなー


10.かまってほしいサインが違う

ウサギもチンチラもさみしがりやだと思います
でも愛情表現は、、、チンチラもウサギも苦手かな
ウサギはかまってほしいときに、
鼻をちょんちょんと
することがあるそうです
かわいすぎますね
一方のチンチラは、たまにですが、
ポーポープープー
と鳴くことがあります
飼っている人ならわかりますよね
あの鳴き方です
かまってほしい時の反応は全然違うんですね

同じなわけないでしょ

11. 警戒したときの反応が違う

ウサギはさみしがり屋
聞いたことありますよね!
愛情表現は行動で示します
その中でも構ってほしいときにウサギは鼻をちょんちょんすることがあるそうです
か、、、かわいい!!!
一方のチンチラも愛情表現は独特です
超ツンデレで性格は犬よりは猫
ということで、、、かまってほしいときはまあ激しくアピールしがちです
蹴っ飛ばしてきたり、乗ったり、目立つ位置で走り回ったり
そういうところもかわいくて愛おしいんです


12.眠り方とリラックス姿勢が違う

睡眠の様子についてです
チンチラもウサギも草食動物
どちらも寝るときは警戒しています
チンチラは立ったまま寝たり、足裏をしっかりつけて寝たりすぐに逃げ出せる準備をしています
飼い主になれると、べったりとおなかを丸出しで寝てくれます
しかし…ウサギはもっと警戒心が強いです
目を開けたまま寝ちゃうことあるのです!
ウサギは薄明薄暮性、チンチラ同様に丸くなったり香箱座りで寝たりします
この時目が開いたままのことあります
鼻が動いているかが起きているかを見分けるポイントです
狭い所が好きなウサギさんは飼い主にくっついて寝たりもするらしいね!かわいい

ウサギもチンチラもいつでも逃げ出せるようにしているんだね!
かわいいね!

13.寿命の目安が違う

うさぎの寿命は7~8年、最近では8〜12年と言われています
長生きする子は10年くらい生きるみたいです
チンチラはなんと、10年以上生きます
20歳以上のチンチラさんもたくさんいらっしゃいます
当ブログでは、23歳「龍吉先生」に長寿の秘訣や年を取って変わったことについてインタビューしました

チンチラの寿命についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事までどうぞ!


14.トイレ習慣が違う

ウサギはトイレを覚えます
個体差はありますが、覚える子は特にトレーニングしなくてもできるそうです
チンチラもおしっこは決まった場所にする子が多いです
でも、ウンチは覚えない子が大半です
トイレを躾るのは少し骨が折れますが、おしっこおぼえるので、比較的飼いやすいと言えるかな?

ウサギはトイレの面でも非常に飼いやすい生き物と言えますね
だから人気なんだなと納得です

でもチンチラのウンチは臭くもないし、汚くもないから、
ウンチでアート作る人までいるんだよ
手で拾うよ

15.動作の違い

ウサギは穴を掘ってその穴の中で暮らす生き物です
そのため穴掘りが好きです
飼い主がちょっと意地悪したり、びっくりしたときには、、、
パンチすることがあるそうです
飼い主を掘るみたいな動きです
手が大きいのでパンチになります
チンチラはそんなことしません
ただ意地悪したらガブっとやられます笑
チンチラのほうが危ないですね笑

臆病なウサギもチンチラも、びっくりすると全力で逃げたり、いろいろな行動をします
でも明らかに違う行動もします
ウサギは足ダンと言われるスタンピングをします
これは仲間に危険を知らせる行動とも言われています
群れで穴の中で暮らすウサギらしい特徴ですねー
一方のチンチラは、ひょこっと立ち上がってフリーズすることがあります
これは周りの音を聞いて警戒しています
チンチラも群れで暮らす生き物ですが、うさぎほど群れ意識が強くないようです

続けて寝るに関してもう一つ!
うさぎのかわいい仕草「ばたん寝!」
急に横にばたんと倒れて横になることがあるようです
ウサギの体の構造的にそのまま倒れられないそうでして、体制を保ちながら倒れちゃうそうなのです
そこからまた起き上がることも多いみたいです
かわいらしいよね!
チンチラはとっても柔らかくて運動神経抜群なので、うさちゃんのような倒れ方はしないです
ごろりんと転がることはあります
でも、そもそも横になる仕草はなかなか見れないかなと思います

ウサギばっかり褒めてない?

チンチラは回し車好きです!
必須と言うほどではないです
だけど、設置してあげると喜んで回る子が多いです
体がなかなかに大きいのでサイズの大きな回し車が必要です
一方のうさぎちゃんですが、してるところ見たことないです
体に合う大きさの回し車がないだけなのか…
それともそもそもやらないのか…
どうなんでしょう!
怪我の原因にもなりやすいので回し車選びには気を付けてね!


結局、チンチラとうさぎはどっちが飼いやすい?
飼いやすさは、暮らす人の生活によって変わります。
チンチラは、涼しく乾いた室温を年間通して維持できること、夕方から夜の運動時間を取れること、砂浴びや立体的な環境を用意できることが大切です。
うさぎは、広い床面で毎日運動できること、牧草を中心に食事を管理できること、床やコードのかじり対策ができることが大切です。
「触れ合いやすそう」「見た目が好き」だけでなく、10年前後先まで世話を続けられるかで考えてみてください。

まとめ
ということで、チンチラとうさぎの細かい違いを15個まとめました
- チンチラとうさぎは、見た目が似ていても分類も暮らし方も違う
- どちらも牧草が主役だが、副食と管理方法は同じではない
- チンチラは夕方から夜、うさぎは明け方と夕方に活発になりやすい
- チンチラは特に暑さへ弱く、10〜18℃を目安に環境を整える
- 寿命はチンチラ10〜20年、うさぎ8〜12年が一般的な目安
- 飼いやすさは、温度管理、運動場所、通院、将来の生活まで含めて判断する
チンチラを迎える準備を具体的に考えたい人は、次の記事もどうぞ。


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