デグー飼育者のあなた
毎日楽しく過ごしていますか?
ペットとしてはすっかりおなじみのデグーですが、野生ではどこでどんな生活をしているのでしょうか?
実は野生のデグーはチリに生息し、仲間と群れを作って巣穴で暮らしています
しかも野生での生活を知ると、
なんで上から掴まれるのが嫌なの?
なんで食べ物を持って帰るの?
なんで仲間におしっこをかけるの?
そんな飼育下での不思議な行動まで見えてきます
ということで今回は、野生のデグーの生息地・食事・天敵・群れでの生活・寿命までまとめます

それではいってみよう!

野生の僕はとても大変なのです
この記事を書いた人

ヌクレオチド・ノナ
- Instagram 約 8kフォロワー、X(旧Twitter)約 1.9kフォロワーのデグーとチンチラ情報発信人
- YouTubeもやってます。約400チャンネル登録者数
- デグーとチンチラのイラストをほぼ毎日描いて 3年以上SNSに投稿しています!
- デグーのサスケ先生を 5年間飼育
- チンチラのこたろう先生も 5年以上飼育
- 愛にあふれた記事・漫画を書きます

デグーの生物的な特徴

デグーはげっ歯類に属する動物です
体は小さいですが、社会性が高く、仲間とは鳴き声などを使ってコミュニケーションを取ります
ペットとして暮らすデグーの行動にも、野生での暮らしがかなり残っています

野生のデグーはどこにいる?生息地はチリ

野生のデグーは南米チリの固有種です
主にチリ中部の半乾燥地帯に生息し、低木や草が生える場所、岩場などで暮らしています
「アンデス山脈に住む動物」というイメージから、ものすごい高山で暮らしていると思っていたのですが、調べてみるとちょっと違いました
乾燥した地域ではありますが、チリ中部は冬に雨が降り、夏は暖かく乾燥する地中海性の気候です
日本のジメジメした夏とはかなり違う環境ですね


野生のデグーは何を食べる?粗食で生きる草食動物
デグーは草食性の動物です
野生では草や葉、種子、枝、サボテンの果肉など、さまざまな植物を食べています
しかも、もともと栄養価の高い食べ物が豊富にある環境ではありません
いわゆる「粗食動物」です
ペットのデグーが牧草を中心とした食生活を送るのも、こうした野生での食性を考えると納得できますね
例えば糞
栄養がある糞を選別して、自分のおしり直接手で取り、食べることがあります
食糞と言われる、たまに他の動物でも見られる特徴です
そして、栄養たっぷり食物繊維たくさんの、「牛糞」を食べることがあるとして「ざんねんないきもの事典」でも紹介されていました

ネズミらしく、人里の近くだと農作物も食べてしまうそうです
その場合には害獣として扱われるとか
兎にも角にも過酷な食生活で過ごしています

そのため、おやつのあげすぎは野生ではありえない状況なのです
体調不良につながってしまいます

野生のデグーの天敵|上から掴まれるのが嫌な理由

野生のデグーには、猛禽類などの天敵がいます
実際、野生では岩や低木の下に隠れて上空の捕食者から身を守ります
飼っているデグーを上から掴もうとすると嫌がることがありますが、
「そりゃ野生では上から命を狙われているもんな」
と考えると納得です
抱っこするときは、できるだけ下からすくい上げるようにしましょう



そしてデグーにはもう一つ、逃げるための特徴があります
尻尾を強く掴むと皮膚が抜け落ちてしまう「テイルスリップ」です
出血を伴うケガで、一度失った部分は元には戻りません
絶対に尻尾を掴まないようにしてくださいね!



野生のデグーは群れで巣穴を作って暮らす
デグーはとても社会性が高く、野生でも群れを作って暮らしています
研究によって群れの大きさには幅がありますが、平均6匹前後という調査もあり、10匹を超える群れも確認されています
デグーは地面に巣穴を掘って暮らします
そして基本的には昼行性で、明るい時間帯に巣穴から出て活動します
そのため、昼間は別の生き物に巣穴を守ってもらうこともあるそうです
チンチラ(ペットとは別種)やテンジクネズミなどと言われています
巣には様々な機能が詰まっています
入口は持ってきた草木などで隠すそうです
よくやっているお気に入りの物を持って帰る行動は、巣作りの名残りかな?

巣穴には目的に応じた部屋をいくつか持つと言われています
子育て部屋や食料庫などがあるそうです
食べ物を巣穴に持ち帰る習性があります
これは食料庫にご飯を持って帰るためのようです(特に冬に向けて)

活動範囲はかなり広く、数キロ~数十キロの範囲に及ぶそうです
一日の5~6時間を巣から出て行動をしています
研究では群れの行動範囲がおよそ200㎡だったという報告もあります
これは食事を探すためで、天敵に気をつけながら恐る恐る歩いています
多種多様な鳴き声を用いてコミュニケーションを取ります
その声色の多さからアンデスの歌うネズミと言われます

![[知識]デグーの視力と胸毛](https://nucleotide-blog.com/wp-content/uploads/2023/01/55545005-A870-4568-B1D6-E75D0B7349BB.jpeg)
また、マーキングのために尿も活用します
デグーの目は尿の跡も見分けるようです
そのためおしっこをお気に入りの場所や仲間にかけちゃうことがあるのです


寿命

これらの過酷な環境で過ごす野生のデグーは、2年を超えて生きる個体が少ないと言われます
老衰を迎えることは難しく、天敵に捕食されたり
食料が足りないこと、栄養が足りないことで病気になったり・餓死したりします
非常に過酷な環境にいるので、飼育下だとかなり寿命が伸びます
安定した食事と安全によってより長生きします

動画編
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まとめ
ということで野生のデグーの生活をまとめました
野生のデグーはチリに生息し、群れを作って巣穴で生活しています
草や葉、種子などを食べながら、天敵に警戒して暮らすかなり過酷な生活です
そして野生での暮らしを知ると、
上から掴まれるのを嫌がる
物を巣穴に持って帰る
いろいろな鳴き声でコミュニケーションを取る
おしっこでマーキングする
といった、飼育下で見られる行動の理由も少し見えてきます
野生のデグーを知ると、家で暮らしているデグーの見え方もちょっと変わるよね
最後にこれらをまとめたイラストをどうぞ!



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